10月3日(水)
日中はポカポカでしたが、
朝晩の冷え込みが身に沁みます。
暗くなるのもずいぶん早くなりました。
今日は、登下校時のきまりについて各学級で話をしています。
2年生の算数の時間を覗いてみました。
テレビとchromebookの両方がついていて、机の上にはノートが開かれています。
先生が、ノートの書き方を指導しながら授業を進めています。
大型テレビと同じ画像が、自分のchromebookの画面にもあります。
子供たちは、自分が見やすい方を選んでノートをとっています。
そのせいか、子供たちの動きに無駄がなく、みんな落ち着いて活動していました。
『かけ算とわり算の図』です。かけ算とわり算に図があるなんて…!?
文章問題を解くときには数直線を使うことで、何を求めるのかがわかりやすくなります。
数直線の仕組みが理解できたら、実際に数字や矢印を書き込んでいました。
3年生のうちにしっかり定着させたい内容の一つです。
4年生の美山タイムでは、ハッカのことを調べ、
まとめたものを3年生に伝える活動をしていました。
声の大きさ、話す速さ、資料の見せ方…
伝え方のスキルを磨くことで、自分の考えや思いがより伝わります。
きっとこれまで、聞く人の立場に立ち、グループで練習をしてきたことでしょう。
私たち教員も、教育実習や模擬授業はビデオに撮って見直すことで
自分の授業を客観的に見ながら授業力を磨いてきました。
ICTが手軽に使えるようになったからこそ、
自分を俯瞰的に見る使い方も取り入れていくといいかもしれません。
ほとんどのグループが、調べたことをもとにクイズを出していました。
3年生はいくつ正解していたでしょう。
4年生は『ハッカ博士』になれたでしょうか。
3年生はそんな4年生の姿を見て、来年の自分たちの学びの姿に見通しをもちます。
学年の枠を超えて伝え合う活動には、相手の目線に立つことが求められます。
他社理解を深めるためには大切な取り組みだと思います。
1年生は、後期の係を決めていました。
前期の係のほかに、新しい係を募集しているところでした。
子供たちは前期の自分たちのクラスの様子を振り返り、積極的に提案していました。
ちょうど、『注意をする係』について提案がありました。
クラスのお友達が失敗しないように注意をしてあげる人がいたらいいのではないかという
視点での提案でした。なるほど、と思いました。
担任の先生は、その視点を認めつつ、
係のお仕事とはいえ、お友達に注意をすることばかり気にしなければならなかったり、
注意する係がいないと誰も注意できなかったり、
注意がもとでトラブルになってしまったりすると、
嫌な思いをするお友達が増えてしまうので、「そのお仕事は先生がするよ」と、
係と先生の役割をしっかり分けて説明していました。
半年前は、高学年のお兄さん、お姉さんにお手伝いをしてもらっていた1年生も
自分たちで気づき、自分たちでクラスをよくしていこうという意識が
しっかりと育っていました。
みんな前を向いて意見を出し合っている姿が、とても頼もしく見えました。
6年生は器楽の練習に励んでいました。
主旋律を担当する鍵盤チームは黙々と練習に励んでいます。
特別楽器チームも音を合わせていました。
メドレーなので、曲と曲のつながりの部分を意識しながら練習をしていました。
さすが最高学年!練習からも迫力を感じます。
「失敗したっていい」「悔いの残らない学習発表会に…!」
そんな6年生の思いがその背中から伝わってきます。
5年生の社会では、単元のまとめとして、どんな車を作りたいか、
夢にあふれた学習でした。
考え方のルールを確認し、子供たちは現在どんな車があるのか調べ、
そこに自分なりの考えを結び付けた車を考えていました。
教室を回っていると、「先生はどんな車があったらいいと思いますか?」と
質問されました。
みなさんは、どんな車があったらいいと思いますか?
交通安全に願いを込めた車や家族のことを考えた車が次々と挙げられていく様子に、
理想を語り合うことの素晴らしさを感じました。
この中から、理想の車を作ってくれる人が現れることを期待しています。
子供の夢は、無限大です!
今日の献立
三色丼とさつま汁でした。
三色と言っていますが、具が大きめでゴロゴロ入っていたので、
四色にも五色にも感じられました。
さつま汁は熱々でした。こちらも具だくさんでした。
放課後…
体育館に行くと…なにやら大きなものが積み重なっていました。
巨大なLEGO?
今度は3Dテトリス?しかも手動?
そうこうしていると、体育館の非常口から大きなものが次々に運び込まれます。
うんとこしょ、どっこいしょ。
実は結構重いです。
子供たちを下校させたクラスの先生方から、どんどん体育館へ集まってきました。
最初の巨大LEGOがステージ全面に置かれていきます。
ここからは二人一組で、手際よく合体させていきます。
今年来た先生にもわかりやすく指示を出してくれました。
気が付くと、体育館はたくさんの先生方であふれていました。
ステージ脇に入っていた道具をだしているうちに、巨大LEGOは見えなくなり、
巨大な階段(?)が出現しました。
今度は床を傷付けないように、慎重にピアノを動かします。
先日調律が終わったばかりのピアノです。
みんなで声を掛け合いながら動かしていました。
大事にされているピアノなんだなぁ…
誰もケガすることなく、山台を設置することができました。
これから楽器などがどんどん搬入されます。
体育館がにぎやかになります。